当院の院長・医師について
院長紹介
院長 松澤 邦明
Matsuzawa Kuniaki
略歴
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- 平成4年
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奈良県立医科大学医学部卒業、奈良県立医科大学第二内科研修
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- 平成6年
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天理市立病院内科勤務
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- 平成11年
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国立療養所西奈良病院内科勤務
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- 平成15年
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奈良県立医科大学附属病院勤務
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- 平成16年
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奈良厚生会病院内科勤務
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- 平成18年
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松澤呼吸器クリニック開業
資格・所属学会
- 日本睡眠学会認定医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本内科学会認定医・専門医
- 日本医師会認定産業医
医師紹介
外来勤務医師 山内 基雄
Yamauchi Motoo
- 外来勤務日
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第2・4土曜日(午前)
- 外来勤務日
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第2・4土曜日(午前)
略歴
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- 平成7年
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奈良県立医科大学卒業、奈良県立医科大学附属病院 臨床研修医(内科学第二講座)
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- 平成9年
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天理市立病院 内科 医員
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- 平成16年
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奈良県立医科大学 医員(内科学第二講座)
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- 平成15年
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奈良県立医科大学附属病院勤務
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- 平成17年
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Case Western Reserve University, Division of Pulmonary, Critical Care and Sleep Medicine, Cleveland, Ohio, USA Research Fellow
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- 平成20年
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奈良県立医科大学 助教(内科学第二講座)
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- 平成25年
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奈良県立医科大学 学内講師(内科学第二講座)
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- 令和5年
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奈良医大看護学科教授
資格・所属学会
- 日本内科学会(認定内科医・総合内科専門医・指導医・近畿支部評議員)
- 日本呼吸器学会(呼吸器専門医・指導医、代議員、肺生理専門委員、呼吸管理学術部会プログラム委員)
- 日本医師会認定産業医
- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(代議員、近畿支部監事)
- 日本睡眠学会(認定医、評議員、睡眠医療認定委員、教育委員会;睡眠医療・技術セミナー作業部会員、睡眠検査に関するワーキンググループ委員、学術集会プログラム委員)
- 厚労科研「呼吸不全に関する調査研究」睡眠時無呼吸症候群(肺胞低換気症候群)診療ガイドライン作成準備ワーキンググループメンバー
- Editorial Board of CHEST
- Editorial Board of Sleep and Breathing
- Fellow of the American College of Chest Physicians (FCCP)
- Sleep and Respiratory Neurobiology (SRN) Assembly’s Planning Committee of American Thoracic Society (ATS)
外来勤務医師 田中 小百合
Tanaka Sayuri
- 外来勤務日
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第3土曜日
- 外来勤務日
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第3土曜日
略歴
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- 平成12年
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奈良県立医科大学 卒業
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- 平成13年
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奈良県立医科大学附属病院 臨床研修医
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- 平成15年
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国立奈良医療センター内科 勤務
資格・所属学会
- 日本内科学会認定医
- 日本睡眠学会専門医
外来勤務医師 藤田 幸男
Fujita Yukio
- 外来勤務日
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第1土曜日
- 外来勤務日
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第1土曜日
略歴
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- 平成13年
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奈良県立医科大学医学部卒業
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- 平成14年
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奈良県立医科大学附属病院 臨床研修医(内科学第二講座)
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- 平成16年
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済生会中和病院 内科 医員
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- 平成20年
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大阪府済生会吹田病院 呼吸器内科 医員
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- 平成21年
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奈良県立医科大学 医員 (内科学第二講座)
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- 平成23年
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奈良県立医科大学 助教 (内科学第二講座、現呼吸器内科学講座)
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- 平成29年
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学位取得
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- 令和6年4月〜
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奈良県立医科大学附属病院 栄養管理部 部長(病院教授)
資格・所属学会
- 日本内科学会(認定内科医、総合内科専門医)
- 日本呼吸器学会(専門医、指導医)
- 日本睡眠学会専門医
- 日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡(専門医、指導医)
- 日本アレルギー学会専門医
- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会呼吸ケア指導士
- 日本静脈経腸栄養学会認定医
- 日本臨床栄養学会認定指導医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 日本医師会認定産業医
院長よりクリニックについて
SASとの出会い
医大卒業後に大学の呼吸器内科に入局して、大学附属病院で幅広く呼吸器疾患の診療に当たってきました。その間で、いびき・日中の眠気・起床時の頭痛・全身倦怠感を訴える若い肥満患者を受け持つことになり、色々と検査を行いました。「この患者は睡眠時無呼吸症候群(SAS)では」と疑いを持ちましたが、その当時、大学では睡眠ポリグラフィー検査(PSG)を行えませんでした。そこで、その当時県内で唯一PSGを行える天理市立病院に患者様を送り、PSGを行い重症OSASと診断し、CPAPを導入しました。すると、症状が全くなくなり劇的に改善しました。それがSASとの出会いです。こんなに症状が改善する治療があることに感激したことを覚えています。
大学での2年間の研修終了後に、たまたま大学からの派遣で天理市立病院に勤務することになりました。 そこで、中野博先生(現、福岡病院)と出会いSASについての診療・臨床研究を行うことになりました。中野先生はご自身でPSG検査機器を作成して、いち早く電子化にも着手するなど、本当に色々なことをご指導いただきました。ここでの5年間のSASの診療経験が大きな財産となりました。
その後は、国立療養所西奈良病院(現、奈良医療センター)に勤務しました。当時、同院はSAS診療を全く行っていませんでしたが、なぜか私が赴任することになってから急にSAS診療を始めることが決まり、急遽SAS診療の体制を整えました。しかし、当初は私1人でSAS診療の全ての業務を行うことになり、それは大変でした。特に、PSG解析業務が大変時間がかかりました。現在ではどこの医療機関でも臨床検査技師がPSG解析を行っていますが、その当時は同院では臨床検査技師が少なく、医師である私が行うという体制でした。1症例の解析にはじめは4時間以上もかかり、その他の業務が終了してから夜間に解析を行うという日々は続きました。しかし、実際にPSG解析業務をしたことが現在の検査所見を見る際に大きく役に立っています。臨床検査技師がPSG解析をすることが普通になっている現在では、実際にご自身でPSG解析の経験のある医師は少ないのではないでしょうか。
専門クリニックの開院
開院のきっかけは、病院という範疇では睡眠呼吸障害を専門に行うことは難しく、専門クリニックの必要性の認識を徐々に深めたのです。また、多くの患者様が検査・治療を受けていないことを考慮して、より患者様が多く通院しやすい心斎橋で平成18年4月に開院することを決意しました。
当初は大阪での知名度が低いため、患者様がほとんど来院されない状態が続きました。しかし、徐々にですが色々な評判をお聞きになった患者様が来院されるようになりました。多くの患者様がCPAPを継続されています。
ですが、睡眠呼吸障害患者様はまだまだ多くの患者様が検査・治療を受けていません。今後も、1人でも多くの患者様の治療にあたりたいと考えています。