早朝高血圧と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の危ない関係(あまり知られていない怖い事実関係)

早朝高血圧とは文字通り早朝に血圧が高い状態を意味します。通常は夜間の血圧は日中より低下しています。しかし、様々な原因で早朝高血圧が起こります。また、早朝高血圧は脳卒中のリスクが高いことでも知られています(脳・心血管疾患の危険性が3-6倍高い)。
早朝高血圧は大きく次の2つに分類されます。
1) Dipper型
血圧が夜間に大きく低下し、起床とともに著しく上昇する。
原因:血管の硬化・圧受容体反射の障害など(加齢に伴うことが多い)

2) Non―dipper型
血圧が夜間に低下せず、そのまま起床後に持ち越す夜間高血圧型。
原因:睡眠時無呼吸症候群・糖尿病・心不全など

Non-dipper型は抗圧薬に反応しにくく夜間高血圧が持続します。
そのため、心臓や脳に負担を掛けて、脳卒中や心不全の原因になります。早朝高血圧症・抗圧薬が効きにくい患者様は是非、睡眠時無呼吸症候群の可能性を考えて検査を受けて下さい。

表のようにSAS患者ではCPAPにより早朝高血圧が改善します。

睡眠時無呼吸症候群は眠気だけでなく、脳卒中等の重篤な疾患の原因となります。
疑いのある方は早期に受診をしましょう。

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