この質問には、どのような意味がありますか?

8つの質問は、睡眠時無呼吸症候群で見られることの多い症状にもとづいています。それぞれが何を示しているかをご説明します。

  • いびき 空気の通り道が狭くなっているサインです。とくに途中で止まるいびきは注意が必要です
  • 日中の眠気 夜間に呼吸が止まるたびに眠りが分断され、深い眠りが取れていない可能性があります
  • 苦しくて目が覚める 呼吸が止まったことをきっかけに、体が覚醒反応を起こしている可能性があります
  • 夜間のトイレ 夜間の無呼吸は、尿の量を増やすホルモンの分泌に影響することが知られています
  • 朝の頭痛・口の渇き 夜間の低酸素と口呼吸によって起こることがあります
  • 血圧 夜間の無呼吸は交感神経を活発にし、血圧を上げます。薬が効きにくい高血圧の背景にあることがあります
  • 体重の増加 首まわりの脂肪が、外側から気道を圧迫します
  • 呼吸が止まっていると言われた 確度の高いサインのひとつです。ご本人には自覚できません

このチェックで、診断はできますか?

できません。このチェックは、受診の目安をお示しするためのものです。睡眠時無呼吸症候群かどうかは、眠っている間の呼吸や血液中の酸素を実際に測らなければ分かりません。

また、あてはまる項目が少なかった方でも、無呼吸がないとは限りません。とくに、いびきや呼吸停止はご本人が気づけないため、ご家族と同室でない方は判断が難しくなります。

逆の場合もあります あてはまる項目が多くても、検査をしてみると無呼吸が見つからないことがあります。日中の眠気には、無呼吸以外の原因もあるためです。いずれにしても、確かめる方法は検査だけです。

チェックのあとは、どうすればよいですか?

あてはまる項目があった方は、まず外来をご予約ください。当院は完全予約制です。

初診では、問診と診察のうえで、ご自宅での検査(パルスオキシメーター)の機器をお渡しします。初診当日に検査入院を行うことはできません。ご自宅での検査の結果をふまえて、必要な方に入院での精密検査をご案内します。

検査の進み方は「検査の流れ」のページでくわしくご説明しています。

チェックの結果にかかわらず、ご相談いただきたい場合

  • ご家族から呼吸が止まっていると指摘された
  • 運転中や会議中に、眠ってしまったことがある
  • 複数の降圧薬を飲んでいるが、血圧が下がらない
  • 市販のいびき対策を試したが、変わらなかった
  • 他院で検査を受けたが、その後の治療が続いていない

ご不安な点があれば、診療時間内にお電話ください(06-6120-3177)。

当院では、一晩の入院でくわしい検査が受けられます

睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸・血液中の酸素・脳波などを同時に記録する精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフィー)が必要です。当院では院内の検査室でこの検査を実施しています。初診当日の入院はできません。まず外来を受診いただき、ご自宅でのパルスオキシメーター検査の結果をふまえてご案内します。

  • 火・水・木・金の夜間に検査枠をご用意しています
  • 18時頃までにご来院いただき、翌朝6〜7時頃にご退院いただけます
  • お仕事や学校を休む必要がありません
  • 検査・治療とも健康保険が適用されます
PSG検査入院について詳しく